Piyo Bible Ministries

November 2022

南原繁の短歌集「形相(けいそう)」が届きました。(11/4)

南原繁の短歌集「形相(けいそう)」が届きました。(11/4)
 
昨日(11/3)の『
第19回 南原繁シンポジウム』では、保阪正康先生と加藤陽子先生の基調講演をお聞きすることができ、幸いなひと時でした。
 第19回_南原繁シンポジウム_2022-1103_b


基調講演 (1) で保阪先生は、南原繁と和歌のことも言及されていました。
「昭和10年代の和歌、自らの心情が吐露されている・・・。」とのこと。
お話を伺いながら、南原の政治学上の論説、日常生活、キリスト者としての信仰など、「短歌」から本質に迫るのも一案かも?、と思わされました。

今年の5月から「ちぬの海・武庫川短歌会」を主催していますが、早速、読んでみようと思い、Amazon で注文しました。


『形相』南原繁著
https://amzn.to/3sVHgWm


本日(11月4日)、注文していた南原繁の短歌集「形相(けいそう)」が届きました。(短歌:昭和11年~20年)
南原繁ご自身が選らばれた、819首の「自選歌」なので、折々の南原の思うところが、そのまま表わされているように感じました。




(昭和16年6月21日:独ソ開戦)
独蘇戦五週に入りぬ黄に熟るるウクライナの麦刈り入れつらむか

ひとたまりもなく陥落(おち)むといへりしキエフだにたもちて独蘇戦八週に入りぬ

(昭和20年)
美しきものはわが見て善きものは読みてぞ置かむ明日は死すとも
 
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なお、現代のロアシアによるウクライナ侵略戦争(2022 2/24〜)は、かつての「独ソ戦」から学ぶことが大きいように思われます。
https://ja.wikipedia.org/wiki/独ソ戦


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