持元芳一
『山頂をめざして』の最終号
2020/12/06 21:50 Filed in: 地域の教会
今日(12/6)、礼拝後に『山頂をめざして』の最終号をいただきました。
武庫川キリスト教会の95歳の兄弟が、毎回手書きで原稿を書かれてコーピーで製本した本です。
13年間続けてこられ、毎月の発行でしたが昨年ぐらいからは年4回の発行にしておられました。
22ページほどの本で、様々なキリスト教の書物、「信仰良書」のダイジェスト版です。
大学生頃に読んでいた「リーダーズ・ダイジェスト」のまさに、「書籍のダイジェスト」キリスト教会版。
「最終号」の一番最後の一文は、どのような書物からの引用なのかと思い、とても興味深く開いてみました。・・・
それは、
『あら探しを口にする拒否』 L.B. カウマン の文章の紹介でした。
この一文を読んで、本当に心を探られました。
ーーー> 写真をクリックすると拡大します。
『山頂をめざして』の最後の紹介記事(書籍の引用)です。
・3枚目、4枚目の写真
ーーー
『あら探しを口にする拒否』 L. B. カウマン
あら探しをすることに伴う、人を軽蔑し、害する力を、私は拒否する。
他の人々の欠点を思い巡らすことを拒否する。まして、それを口にすることを拒否する。
人々の欠点、もろさ、弱さを見つめ、あるいはそれについて語るように誘惑されるとき、私はいつも次のように言う。
「もし私が彼らのように生まれ、彼らのような環境に取り巻かれ、彼らのように裏切られたならば、私の生涯はどうなっていたであろうか」と。
神によって照らされた想像力のひらめきによって私は人の欠点をこう考えよう。ーーもし、父なる神の計画されたとおりになるならば、これらの欠点はどのようになるであろうかと。
私の一大決心は、決して人を非難しないことである!
もし私が欠点について語らなければならないとすれば、多くの祈りののち、彼らを更に勝利ある場所に導く道を見出そうという動機だけをもってそうするであろう。
「主はわれらの造られたさまを知り、われらのちりであることを覚えておられる」。
私たちも、そのようでなければならない。
自分で見ることのできない人の心を
さばいてはいけない。
あなたのかすんだ目に汚点と見えるものが
神のきよい光に照らして見れば
傷跡であるかもしれないのだ。
あなたなら、気を失い屈したであろう戦いの場で
勝利を得たときの傷跡であるかもしれない。
ーーーー
『山頂をめざして』 2020年 最終号の内容(書籍の文章の紹介)
・「たった一度の人生だから」日野原重明
・「腹を立てるな」ー人生の知恵ー (K. Y.)
・「風通しの悪い人間 どこかで病に冒される」 曽野綾子
・「実り多い決断の人」 L. B.カウマン
・「たった一度の人生」 日野原重明・星野富弘
ー マラソンよりサッカー /平和と未来の語らい ー
・「わたしはよろこんで歳をとりたい」 イエルク・ツインク
・「真の平和の道」 ヘンリー・ナウエン
・「耳を傾けよ」 羽鳥明
・「日々のマナ」ー青年の会話 ー (K. N.)
・「聖霊の満たし」(問いに対する ビル・ライト博士の返答)
・「あらさがしを口にする拒否」 L. B. カウマン
・編集後記 (・最後の一文)
*嵐は常に一時的なもの。自分の力で重荷を担ごうとせず、主のところに委ねるなら、平安、癒し、愛が与えられる。聖書には「三六六回」の<恐れるな>の言葉が出てきます。 文責 Y•M
ーーーーーーーーーーーーーー
L.B. カウマン の本、私自身も、青年時代に何冊か読みました。
今、この本は、「いのちのことば社」としては絶版なので、Amazon では中古品で なんと!、 12,217円 !!
キリスト教会 での文書発行や文書伝道の危機を覚えます。
これから、さらに「キリスト教出版社」は、今年の CLC に続いて活動停止や解散するケースが増えてくるでしょう。
なんとか、「いのちのことば社」や、いくつかのキリスト教書籍の出版社と掛け合って許可を得て、「信仰良書」や「神学教育」に欠かすことのできない書籍を「電子書籍」や「POD版」で出版したいものです。
武庫川キリスト教会の95歳の兄弟が、毎回手書きで原稿を書かれてコーピーで製本した本です。
13年間続けてこられ、毎月の発行でしたが昨年ぐらいからは年4回の発行にしておられました。
22ページほどの本で、様々なキリスト教の書物、「信仰良書」のダイジェスト版です。
大学生頃に読んでいた「リーダーズ・ダイジェスト」のまさに、「書籍のダイジェスト」キリスト教会版。
「最終号」の一番最後の一文は、どのような書物からの引用なのかと思い、とても興味深く開いてみました。・・・
それは、
『あら探しを口にする拒否』 L.B. カウマン の文章の紹介でした。
この一文を読んで、本当に心を探られました。
ーーー> 写真をクリックすると拡大します。
『山頂をめざして』の最後の紹介記事(書籍の引用)です。
・3枚目、4枚目の写真
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『あら探しを口にする拒否』 L. B. カウマン
あら探しをすることに伴う、人を軽蔑し、害する力を、私は拒否する。
他の人々の欠点を思い巡らすことを拒否する。まして、それを口にすることを拒否する。
人々の欠点、もろさ、弱さを見つめ、あるいはそれについて語るように誘惑されるとき、私はいつも次のように言う。
「もし私が彼らのように生まれ、彼らのような環境に取り巻かれ、彼らのように裏切られたならば、私の生涯はどうなっていたであろうか」と。
神によって照らされた想像力のひらめきによって私は人の欠点をこう考えよう。ーーもし、父なる神の計画されたとおりになるならば、これらの欠点はどのようになるであろうかと。
私の一大決心は、決して人を非難しないことである!
もし私が欠点について語らなければならないとすれば、多くの祈りののち、彼らを更に勝利ある場所に導く道を見出そうという動機だけをもってそうするであろう。
「主はわれらの造られたさまを知り、われらのちりであることを覚えておられる」。
私たちも、そのようでなければならない。
自分で見ることのできない人の心を
さばいてはいけない。
あなたのかすんだ目に汚点と見えるものが
神のきよい光に照らして見れば
傷跡であるかもしれないのだ。
あなたなら、気を失い屈したであろう戦いの場で
勝利を得たときの傷跡であるかもしれない。
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『山頂をめざして』 2020年 最終号の内容(書籍の文章の紹介)
・「たった一度の人生だから」日野原重明
・「腹を立てるな」ー人生の知恵ー (K. Y.)
・「風通しの悪い人間 どこかで病に冒される」 曽野綾子
・「実り多い決断の人」 L. B.カウマン
・「たった一度の人生」 日野原重明・星野富弘
ー マラソンよりサッカー /平和と未来の語らい ー
・「わたしはよろこんで歳をとりたい」 イエルク・ツインク
・「真の平和の道」 ヘンリー・ナウエン
・「耳を傾けよ」 羽鳥明
・「日々のマナ」ー青年の会話 ー (K. N.)
・「聖霊の満たし」(問いに対する ビル・ライト博士の返答)
・「あらさがしを口にする拒否」 L. B. カウマン
・編集後記 (・最後の一文)
*嵐は常に一時的なもの。自分の力で重荷を担ごうとせず、主のところに委ねるなら、平安、癒し、愛が与えられる。聖書には「三六六回」の<恐れるな>の言葉が出てきます。 文責 Y•M
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L.B. カウマン の本、私自身も、青年時代に何冊か読みました。
今、この本は、「いのちのことば社」としては絶版なので、Amazon では中古品で なんと!、 12,217円 !!
キリスト教会 での文書発行や文書伝道の危機を覚えます。
これから、さらに「キリスト教出版社」は、今年の CLC に続いて活動停止や解散するケースが増えてくるでしょう。
なんとか、「いのちのことば社」や、いくつかのキリスト教書籍の出版社と掛け合って許可を得て、「信仰良書」や「神学教育」に欠かすことのできない書籍を「電子書籍」や「POD版」で出版したいものです。